仕組まれる混乱(2) ― 2021/08/31 16:56
病床数が多い日本でなぜ医療逼迫が起きたのか。
それは個人病院が多く(開業医は儲かる)、Cロナ患者の受け入れを
嫌がる医師が多い為で、そうしているのは利権団体の医師会だと言っ
ていた。
T1氏によると、1年以上前、感染があまり増えないと予測できた時点で、供給体制を増やすべく、予算を用意した。Cロナの医療供給体制の強化費1.5兆円と、病床を提供してくれたらお金をあげますという約1兆円。
1.5兆円の方は殆ど使われず、1兆円の方は補助金をもらっても患者
を受け入れなかったのが実態だそうだ。
「予算を用意しても使わない。他の予算は使っても受け入れには消極
的。徹底して、医療供給体制の話をしなかった結果がこの1年半。分科
会のメンバーも医療側に立つ人間たちで、供給体制を増やす提言をし
てこなかった」とT1氏。
「1年前にやってくれれば、楽に終わった。なぜなら日本の感染者数は欧米に比べて非常に少ない。日本の病床数は欧米に比べて多い。これでどうして日本は医療体制ができないのか」
「さすがにDルタ株が出て、にっちもさっちも行かなくなってきて、今頃
になってという話だ」
「42万人死亡する」と、当初からおどろおどろしいことを言ったのも、医療体制に手を付けない前提で、「感染を減らす」ことしかしない為だったとT1氏は言う。「病床を増やしたくない。既得権益を守る」
――儲けることしかしない。昔の医師とは違う。
確かに私の郷里の同級生は言っていた。「彼(医者)はお城のような家
に住んでいる」
「これは少し前にあった医学部の問題と同じで、過去40年位増やしていない。増やさない方針でやってきた医師会に厚老省がのってきた。ついこの前のK計学園の獣医学部の件も同じで、こちらは50年間増やさなかった」
「医学部の方は国際医療福祉大学というのをようやく一つ作った。こち
らは大きな問題にはならなかったが、獣医学部の方は問題になった。
医学部と獣医学部を作ると言う話の一環だったのだが、 それに
ずーーーっと抵抗してきた医師会、それが事実だ」
「医学部を増やさないで医師を増やすのはものすごく大変。病床を増やせば医師が必要になるという議論になるから、それを避けた医師会。40年間も医学部を新設しなかったと言うのは異常です」
「急には医師を増やせないから1年半以上前に供給体制を指摘して
予算を付けたのに、それでも増やせないのはおかしい」
T2氏は昨年春から言っていた。消防士が「あの家は嫌いだから火事で燃えていても消火に行かない」ということはない。医師は「あの患者は黒人だからとか、女性だからとかいう理由で、診療を断る」なんてことはないはず。
なのに、「Cロナ患者は診たくない」と拒否していた。彼らは患者を選ぶ
商売人で、医師ではなくなっている。
「今後の感染の大胆な予測をすれば、今後二週間のうちにピークを迎える。増加速度が同じでも加速度は減り、全体で減速すると思われる。このタイミングで供給を増やすようなことを言うのは、そのうちに胡散霧消になっていくと思う。後になって、あの時増やすと言ったんだが、という言い訳にするのではないか」とT1氏は苦笑した。
二類から五類にしない理由について、彼らは「無症状の人が一般病院へ行くと感染が広がるという言い方をする」
「二類だと保健所が間に入らなくてはいけない。私の50代の知り合いの
場合、まだワクチンを打っていない時にCロナに感染して中等症にな
り、かかりつけ医との間に訳の分からない保健所が入ってコミュニ
ケーションが難しいし、病院を探してくれると言ってもにっちもさっちも
いかない。かかりつけ医の方がいろんな病院を知ってるからその方が
早いんだが。保健所も気の毒。医学知識がないからマニュアル通りの
答えしかできない」
既得権益を守り国民を守らない利権団体、医師会。
製薬業の実態と、日本の医療界の問題を浮き彫りにしたCロナになった。
最近はスーパースプレッダーという人がいて、一人が数兆個のウィルスを持っていて無症状、そういうごく少数の人が感染を広げているのではないかと聞く。
今は飛沫が言われるからマスクが有効で、狭い空間に大勢が集まって
ワイワイという状況を避けるように言われる。
空気中のウィルスはすぐ死滅するから長く漂っていることはないそう
だ。何かに付着したら長生きする。
ちなみに、感染予防にはケルセチンがいいと言うI氏。「CロナVが細胞に入りにくくします。炎症を抑える効果があります」
りんご、ぶどう、ラズベリー、クランベリー、赤玉ねぎ、赤ワイン、
緑茶、ブロッコリー、モロヘイヤ、などをあげていた。