世界の運命が決まる ― 2021/11/08 21:59
M氏は言う。
「来年の米中間選挙が世界の運命を決めます。自由主義の米国終了か
どうか。それは米国だけの問題ではありません。全体主義ファシズムか、
それとも自由主義か、世界が関わることです」
「中共を作ったDSは、2025年までに中共の政権は終わらせる、と言
っていたから、その後に誰が支配するのか。崩壊はさせません、魅力
あるマーケット(人口が多い)ですから」
台湾について、米国はどうするのか。
「日本が敗戦して引き上げた中国では、毛沢東の共産党軍と蒋介石の
国民党軍が衝突して内戦状態。蒋介石が優勢だった。マーシャル将軍
がトルーマンの特使として出向き、『停戦して、連立政権を作れ。
そうしないと米国は蒋介石を支援しないぞ』と。それで、国民党軍が停戦
したら、共産党軍が盛り返して、蒋介石は追われて台湾へ逃げた」
「蒋介石を台湾へ逃げさせたのも米国です。そうやって中華人民共和国を
作り、その3か月後に国務長官のアチソンが演説。大陸から台湾へ侵攻
があっても、米国は関与しない、と言った。だから70年前に、台湾は
中共のもだと米国は認めています」
M氏は続けた。
「本当の理由はわからないが、毛沢東は、台湾に侵攻しなかった。恐ら
く台湾はそのままで使いようがあると思ったのではないか」
「米国は台湾について、ずっと曖昧政策をとってきました。台湾を防衛するとは絶対に言わない。台湾は自由主義だから、共産主義から守ると言っていいはずだが」
それは尖閣も同じ。米国は、尖閣は日本の領土だとは決して言わない。
「主権をもつ者のもの」と言う。曖昧にして、「戦って取れ」と言ってい
る。
前に書いたが、「樺太や千島列島などの所有権を曖昧にしておけば、
日露は永久に領土をめぐって争うから、英国にとって利益」と本国へ
進言したのは、日本敗戦時の在日英国大使。
アチソンラインも、米国は日本列島を通る第一列島線を防衛ラインとする、としたことで、北朝鮮は「米国が介入しないんだ」と解して、南へ侵攻させる引き金になり朝鮮戦争が勃発したと言われる。つまり、米国は関与しないから、どうぞ、と言ったようなものだったと言う。
紛争の火種を巻くDSのいつものやりくちだった、ということだ。
そして今、南・東シナ海に軍を集結させて、戦争の準備をさせている。ずいぶんと兵器を売ったことだろう。まだまだ各国は兵器を増やす計画をしている、いや、させられている。
兵器を買わされ、Wクチンを打たされ、権力による命令・支配が加速している。これらは一貫した「DSによる世界支配体制」への道筋だ。振り回される国々、脅される人々。