留学生利権は人身売買 ― 2022/07/21 00:40
A氏は国会議員になった後、こう言った。
「議員になる前から自民党の利権について知っていたが、これほど
までにがっしりと固められていることに驚いた」
その数ある中のひとつが、留学生利権ビジネス。
Kシダが「留学生は宝だ」とヌケヌケとのたまう件だ。日本国民には厳し
い生活をさせておきながら、税金をばら撒くだけでなく利権までという
腹黒さ。
その利権構造はどうなっているか。DPの説明だったと思うが、それによると:
中国では有名だが、東南アジアにおいても、銀行も役所も、賄賂を払えば
どんな書類でも作る。つまり、捏造書類だが、「本物」の捏造書類なのだ。
留学生は代理業者に150万円を払って(借金して)、ビザ申請用の
捏造書類を作ってもらう。ニセモノの名前や住所や家族構成、何でも
あり。銀行預金もウソ数字。その書類で、ビザを取ることができる。
仲介業者は、提携の日本語学校へ留学生を送り、仲介料を一人に付き
10万~15万受け取る。
日本語学校は一番儲かると言う。
仲介業者に仲介料1人10万~15万を払う。
生徒の授業料は 150万~160万。
仲介料を差し引いても135万~150万残る
50人の留学生で 5000万円以上の売り上げ。
100人だと 1億円以上。
留学生を集めれば儲かる、おいしいビジネス。
留学生は、2年間滞在できる。学校には席をおくだけで、その間、働く
ことができる。授業に出ているか、チェックはされない。
労働の為だけに来るのは違法だが、3者の連携によって、政官も甘い蜜を吸う天下りビジネスだと言う。
天下り法人 「JアイティーCオー(国際研修協力機構)」と 「日本Mャンマー協会」の商売方法はこうだ。
J~は、法・外など5省の共同で 1991年に設立された公益財団法人。
日本M~は、厚・経・法 による 一般社団法人。
最高顧問がAソーTロー。(NカソネYスヒロが会長だった)
役員として国会議員の名前が連なるが、最近削除されたと言う。
学校に席を置くだけで、目的通りに働く偽装留学生。
留学生を受け入れた企業はJ~に年会費 約7万5000円支払う。
J~の2018年度の収支 受取会費 17億3300万円 全収益の約8割
外国人を受け入れるには Aソーの「Mャンマー協会」を通さないといけない。
Mャンマーからは、「日本Mャンマー協会~」傘下の「Mャンマー人技能実習生育成会」に入会しないといけない。
入会金 5万円 年会費が 一口5万円
審査手数料として 実習生1~3人だと 1万円
4~6人で 2万円
2020年 実習生は 13963人 (5年前は 200~300人だった)
入会金 7億円 その他も入れて 10億円以上
偽装留学生を労働者として受け入れる企業は、低賃金労働をさせるんだろう。
偽装留学生は「こんなはずじゃなかった」と犯罪へ走るのではないか。
彼らは勉強しに来たのではなく、儲かると言われて稼ぎに来たのだ。
こうして政官業で、偽装留学生を使った留学生ビジネスをやっている。
斡旋業者と連携するこの商売は、偽装留学生を食い物にした人身売買
と呼ばれる。
党ぐるみでカネ集めをする一方で:
衆参の選挙に立候補する為に必要な供託金が、どんどん高額になり、誰でもが立候補できないようになっている。つまり、与党は、二世・三世議員や金持ちでないと立候補できないように変えてきた。ちなみに、英国では10万か20万くらいなのだ。
職業化した、国会議員という地位。議員になることが目的になっていて、
議員になりさえすればいい、という状態になってしまっている。
「どういう政策をするか」「国民を幸福にするにはどうするか」という
本来の仕事はどこかへ放り出されて、彼らがしがみつく利権の巣窟に
なっている。
こうして彼らは本来やるべき政治をしないで、利権づくりに没頭する。
彼らの利権のうちの小さいおこぼれを拾う為に手を差し出す有権者。
それでいいのか。