他国より自国の危機2019/08/03 15:52

半導体市場は飽和気味だと言う。だから、韓国からの供給が減るのは普通の成り行きだと言う。


韓国の輸出が減っている最大の原因は中国であり、外貨不足で輸入削減している中国が買わなくなったから起きていることだと言う。


     中国経済はそもそも、優遇待遇により膨張した。他国との平等な条件
     ではなく、特別にやり放題をさせてもらってきたからこそ、経済が拡大
     した。


     不自由、不公平貿易だった。


     中国に投資はできるが、儲けた金を持ち出せない、金をつぎ込むだけ。
     出るときは資材も技術も全部置いて行け、それを聞いただけでも、「何
     という都合いいことをやらせてきたのか私にもわかる、西側諸国」と
     あきれる。


     中国は部品を集めて組み立て工場をしていた。安い労働力だった
     から。賃金が上がってきて、そろそろ組み立て工場はベトナムやタイに
     移ってその後は、南米へ行く。そして次はアフリカ、と言われていたの
     が、米中貿易戦争前のこと。


韓国も同様で、品質の高い日本の部品で組み立てしていた、そのことが明るみに出てきたということだそうだ。「サムスンも然り、日本の高品質部品がなければ出来上がった製品の質がやや落ちる、それだけのこと。車もそうです」と言っていた。


だから、日本からの高品質な部品を輸入することで成り立っていた韓国製品。それを全て自分たちの実力のように高飛車になっていた、それがいかにも彼ららしいと言う。


日本は韓国への輸出を止めた訳でもない、普通の手続き扱いになっただけ。


     軍事転用される品目について、「お宅の国内で消費されている量は、
     輸入している量より少ないが、その差分はどういうことか」と日本政府
     が説明を求めること3年で、韓国側から何の返答もないままだったと
     言うから、3年も放置してきた日本政府は世界に危険が及ぶのを見過
     ごしてきた、と言わざるを得ない。


     何をやっているのか、日本政府、経産省。


     そう言えば今年の春だったか、A氏が「ホワイト国認定を検討するべき」
     と会合で発言した時、役人たちはホワイト国の意味を知らなかった
     そうだ。


     その上、経産省の役人は「絶対にはずせません」と言ってきたそうだか
     ら、何も考えてないノーテンキなのか天下り利権にしがみついているの
     か、国益なんて何のこと?という、相変わらずの経産省。


新しい資源の開発をせず天下り先の会社を守ってきた経産省。


     原発、火力発電、自然エネルギーに加えて、日本の周囲の大きな海
     の底にある資源を開発して、非常事態に備えるべきなのに、それをしな
     い経産省。


     しないだけではない、開発を妨害してきた経産省。


     役人の天下り先しがみつきは、文部省のビーチMだけではない、至る
     所、どの省でも起きていることを知って、国民はしっかり見張らねば。


これからは軍事も電気の時代になる。一つに頼っていたら、それが入手出来ない事態が起きた時に全てが止まってしまう。


     北海道では泊原発が止まっていた為にブラックアウトが起きた。


     東日本大震災では、太平洋側の火力発電所は全て壊れて止まった
     が、日本海側にある原発が救ったそうだ。


今は原発を止めてしまっている。関東に地震が起きたら日本全国がブラックアウトする、と言われている。


危機に備えないのか経産省。原子力規制委員会という怪しい団体を放置している政府。放射線量さえ測定しない政府。


国民はノーテンキではいられない。


他国のホワイト国はずしにかまけている場合ではない。自国の危機は高まっている。今国民は、自国の危機に備えることに集中する時ではないか。

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