Rゲート裁判経過(2) ― 2022/05/24 21:39
裁判の状況としては、裁判官はOバマが任命した人物で、D-ラムに制限をかけていた。また、12名の陪審員のうち、3名はHラリーの支持者で過去にHに寄付したこともあったようだと言う。
2016年当時、WDCの90%がHラリー支持だったから、陪審員を選ぶ
際に完全に中立な人を選ぶことは困難だった。
それ故にD-ラムが勝利するのは難しいと見られていたが、ここにきて大逆転があった。
2016年の大統領選挙当時、Hラリーの選挙対策本部長だったMック
は、Sスマンの証人として裁判に参加した時、真偽が確認できていない
噓の情報をメディアに流すことについて、Hラリー自身が合意していたと
証言したのだ。つまりHラリーがGOサインを出していたということ。
その時、WDCに激震が走った。
WDCの誰もが、Hラリーが関与していたことを知っていても、このような
公的な場しかも裁判所で明言したことがなかった。(あとが怖いから)
Hラリー陣営の選挙戦略を立案する責任者だった人物がRゲートのでっちあげの話をHラリー自身が承認していたと明言したことは大きい。
Mックは休暇を取る予定で、その直前で気が緩んでうっかりミスをしたので
はないかと、半ば冗談で語られている。Hラリーを裏切ったという人もい
る。
Hラリー陣営の中で、仲間割れが起きたかも知れない。或いは、Hラリ
ーがそのでっちあげ話の責任者であることを言わないと、自分が責任を
負わされると思ったからか。
42歳のMは学生時代から民主党候補の選挙スタッフとして活動し、多
くの民主党候補の為に働いてきた選挙戦略の専門家。
Mックはそのでっち上げ話について、Hラリーだけでなく選挙陣営の幹部たちも知っていたと証言している。
Mックに噓の情報を提供したのは、Hラリー陣営の顧問弁護士Eライアス
であり、Sスマンと同じ法律事務所に所属している。
FBIのBイカー弁護士は、その前日に証言。
「調査したがT大統領とロシアの関係はみつからなかった」
「もしSスマンがHラリー陣営の人間だと知っていたら、個人的面会に
応じなかった」とも証言した。
またBイカー弁護士は、Sスマンは真面目な弁護士であり、彼の情報には
重要性と妥当性があり、Sスマンは信頼できる人間だとして、FBIの捜
査官たちに身元保証していたことも認めた。これらは調査の方向性に
大きな影響を与えたことになる。
認めたからと言ってBイカー弁護士への疑いが消えた訳ではない。
T大統領の弁護士はFニュースのインタビューでこう言った。
「Bイカー弁護士はSスマンと友達だ。彼はSが民主党全国委員会の為に
仕事をしているのを知っている。SがHラリー選挙陣営の弁護士であるこ
とも知っている。彼がSから資料をもらった後すぐ、FBIの反Tランプ派
上司に報告して、T大統領に関する調査を始めた」
他にも、T大統領の弁護士によると、「Bイカー弁護士は契約が終了しD-ラムの調査を受けている為、FBIから離れることになった。BはSの所に行き、仕事を探さなければいけないと言った後、Tイッターの副法律顧問になったようだ」と。
EMスクは最近Hラリーの批判をしているので、MスクがTイッターを買収
したら、Bイカー弁護士はその職を辞めることになるかも知れない。
当時、でっちあげ情報がFBIに提出されてメディアで報道された後、Hラリーは選挙の前にTイッターで言った。「専門家はTランプとロシアの銀行の間の秘密の繋がりをみつけた」
Hラリー陣営が偽の情報を作成し、Hがその情報を流すことに同意し、
Hがそれを知らないふりをして情報を拡散して利用した。。。
しかも現在Bイデン政権で国家安全保障問題担当大統領補佐官になっているSリバンは、当時Hラリーの選挙陣営の主要メンバーとしてそのことに関する声明も出したので、現政権の人物も関与したことになり、有罪判決が出れば、現政権内部にも調査が及ぶことになるかも知れない。
Sスマンが有罪になるか無罪になるか。それによってその後の方向が大きく異なることになりそうだ、とH氏。
あと1~2週間で結果が出るだろう。
果たして裁判官と陪審員が、事実に基づいて然るべく判決を出すかどうか。