北朝鮮の今2019/05/07 07:45

先日、北朝鮮が数種の異なる飛翔体を発射した件について、これは外向きではなく、内向き、即ち国内向けのものだとA氏は言った。


体制維持の為に軍に対して、「米国に言いなりになってるだけじゃない。ちゃんと反撃もする」という姿勢を見せたのだと言う。


     反乱が起きたりしては、拉致被害者が危険になり、周辺国へ難民が押し
     寄せることになりかねないから、それは避けたい。


時を同じくして、拉致被害者家族が訪米して、「北朝鮮に妥協してはいけない。拉致被害者全員の解放なくして絶対に妥協してはいけない」と訴えたそうだ。


     そう主張するようになった理由は、過去に何度も日本政府に裏切られて
     きたから。政府はいつも先に譲歩して、北朝鮮に手玉に取られて、こと
     ごとく失敗してきた。


     どの政権も利権しか頭になかった。国交樹立で企業からは献金や票を
     当てにして、独裁国北朝鮮からは裏金を期待していた。


     自民党K丸の自宅金庫に刻印が無い=北朝鮮製=金の延べ棒が多数
     見つかったことを思い出す。


訪米した家族は、両親だった時代から、きょうだい、子供の世代になっている。拉致被害者の両親たちは生存者も高齢になっていて、訪米できる状態ではなくなった。


T大統領は訪日時に、その訪米できなかった両親たちと会うことになっていて、「T大統領の本気度を感じる」とA氏は言っていた。


以前、可能性として聞いていた北朝鮮トップの亡命。


     現在のトップの父の時代に、亡命先として仏国に古城を購入していた。
     亡命先が中露の可能性も言われるが、中国だと幽閉されるようなもの
     だし、ロシアは表向き選挙しているが実質は独裁国のようなものだと
     いうから、レジャーランドに興味がある現在のトップには、その2国より
     は仏国がベターに見える。


「楽観はできないが、北朝鮮の体制が変わるかも知れない」それが無血で行われることを願う。


A氏は「長い連休だったのは日本だけ。世界はいつも通りに動いていました」と、刻々と動く情勢に固唾(かたず)を呑(の)んでいる様子だった。

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