危険は警告されていた-6 ― 2022/01/18 01:44
今、日本で起きていること、世界で起きていること、その理不尽なことが起きている中に危険が潜んでいることを感じている人たちは少なくない。
なぜそんなことが起きているのか、どのようにして起きているのか。
一部知りつつ漠然と危険に感じていることを、何とずっと前に明瞭に警告
していた人がいた。
――― 続き ―――
世界の共産主義指導者たちはいつも言う。
「平和的共存を望んでいる」
「異なる制度、異なるイデオロギーを正々堂々と競争させればいい」
「よりよいイデオロギーを人々に選択させろ」
しかし、彼らが自分たちの組織については何も言わないことに気づいていますか?
彼らが、世界の全ての国に作業部会がある組織を持っていることに、
私たちは気付いていない。
そして党員たちがイデオロギーについてオープンで公正な議論をして
いる裏で、共産党組織は梯子をはずす準備をしている。
別の文献を紹介しよう。
本書の著者、ベンジャミン・Gトローは、長年に渡り、全世界で最も重要な共産主義者の一人だった。
彼は、米国共産党の書記長であり、モスクワの国際執行委員会のメン
バーであり、世界の共産主義運動において、非常に大きな指導力を持つ
最高会議の元メンバーだった。
しかし、他の多くの人々と同様に、Gトローも共産党を脱退し、反共産主義者になった。
その後、彼は自らの体験を綴った本書「The World of Their Lives」を執筆した。
伝聞でもなく、研究結果でもなく、実体験を語った重要なドキュメントだ。
Gトローは、NYCのローワー・イーストサイドで共産党が行った街頭集会で起きたことを書いていた。
「群衆が演説者に支援を送る為に集まった頃、共産党員と反対派の間
で喧嘩が起きた。
この喧嘩は予期されたものだった。過去にも何度かあったことで、
今回も入念に計画されていた。
共産党のチンピラ部隊が反対派を徹底的に叩きのめした後のことだ」
その時の様子をGトローはこう書いている。
「下にいる暴徒は何も知らなかったが、高い建物の屋上では、何人もの
共産党員が影に隠れていた。
地上では、群衆から離れた所に、運命の合図を待っている別の共産党
員が立っていた。
共産主義者が自分の同志たちを建物の角に集合させた時、その合図
は送られた。
石畳用の重い花崗岩が暗闇から投下された。
共産主義者の一人、ニックは、ごく普通の労働者だったが、頭蓋骨
骨折により、運び込まれた病院で死亡した。
もう一人、働き者だった共産主義者マイケルも、翌朝病院で死んだ」
Gトローは、共産主義者が殺人によって「殉教者」を生み出し、反対派に対する憎悪を掻き立てる為に利用していたことを説明している。
このような犯罪を行う動機の最初に疑われるのは、反対派の人々だか
らだ。
―――やらされた真珠湾攻撃、マッチポンプのトンキン湾事件でベト
ナム戦争を開始、そして昨年1月6日議会での暴徒の演出で
政権奪取。何度も同様の手法で混乱を作り出している。
そして次のように書いている。
「共産主義者による共産主義者の計画的殺人は以前にもあり、政治目的
や共産主義者の都合を口実に、行われても仕方がないと正当化していた」
―――ハワイの件について、当時の米ルーズベルト社会主義政権
は、陰で動いて日本を追い詰めていた。そして日本側が求め
た幾度とない話し合い提案を完全拒否し、日本側の
「後世の国民のことを思えば、何もしないで植民地になる
より、戦って敗れる方が良いのではないか」という苦しい電信
(暗号を解読していた米政府は、日本の動きを手に取るよう
に把握していた)も知っていて、真珠湾に古い船を並べて
待った。
だが、ハワイの米軍司令官にはそのことを知らせなかった。
秘密にしておいて、「奇襲された」という日本への憎悪を作り
出した。
後でそのことを知ったハワイの軍人たちは、そういう米政府
の無慈悲に比べて、日本軍がハワイの市街地一般国民を
攻撃しなかったことに敬意を持った。実際、軍人生存者も
そう語っている。
A氏が以前述べていた。「だから、そこの記念館にある日本軍
の模型は人物の一人一人が手作りで、真剣な顔をして甲板
で整備をしている数多くの兵士の様子を再現していて、敬意
がわかります」
「これからも繰り返される。日時・場所・状況は違っても、動機は同じだ」