アトリエント急行２

今や、中露は米国の軍事力を上回っていると言う。


　　　　　軍事力を縮小した米国前Ｏ政権。


　　　　　　　　ちなみにＯ大統領は最も多く暗殺指令を出した大統領だそうだ。
　　　　　　　　約３０００件。「拷問は評判が悪いから」と、「すぐ殺せ」と
　　　　　　　　して、その指令が出る金曜日は魔の金曜日だったそうだ。


　　　　　エジプトや中東をひっかきまわして、戦争の危険を作った。


　　　　　ところで最近、Ｍ州の名門Ｋ家の近くに豪邸を買ったそうだ。


軍事力を回復させようとする現Ｔ政権、それには時間がかかる。


それでも日本人は、米国が守ってくれる、守れる、と頼っている。


　　　　　どこまでもノーテンキな日本人を嘆いていた。


ノーテンキの原因がある。


　　　　　政府は何も言わない。香港についても、台湾についてもダンマリ。
　　　　　ウィグルについてもチベットについても南モンゴルについてもダンマリ。


　　　　　ＴＶや新聞もダンマリ。現在進行中の香港の若者たちの、死を覚悟し
　　　　　た自由を守る抗議を、「学生もやり過ぎじゃないか。暴力はいかんだ
　　　　　ろ」みたいに報道していると指摘していた。


　　　　　今、香港の死者は100人を超えたと言っているが、私が聞いたそれは
　　　　　９月の数字だったと思う。「男子はビル上からの飛び降り自殺とされ、
　　　　　女子は裸で入水自殺とされている」と言ったのは現地取材から帰った
　　　　　Ｆ氏だったと記憶している。


　　　　　その時Ｆ氏は、男子は拷問の傷を隠すためにビルの上から落として
　　　　　いる、女子はレイプされている（裸にすることで辱める）、自殺は偽装
　　　　　と思われると述べていた。


　　　　　香港駐在経験者たちは、「香港の若者たちはテキトーだと思っていた。
　　　　　今の彼らの、自由を守る命がけの活動を続ける姿に、感動している」
　　　　　と述べていた。


　　　　　かつての日本の活動家たちについて「彼らは火炎瓶を投げていたが、
　　　　　至近距離から銃で胸を撃たれる危険などなかった。今の香港の若者
　　　　　たちの状況と比べものにならない安全な中でやっていた」



北は政権を守るために核開発をしてきたのではないと言う。


　　　　　朝鮮戦争直後に、敗戦を分析した北のトップ。南を一気に占領しそう
　　　　　だった所に、早々に国連軍が来た。日本に駐留していた米軍がとん
　　　　　で来たのだ。


　　　　　北の分析「日本にさえ米軍がいなかったら、南を占領できていたはず。
　　　　　グアムやハワイや本土からだったら間に合わなかったはず」。


そこで北は、核を「恫喝（どうかつ）」に使うべく、即刻開発を計画したと言う。


民主主義国家においては世論が大事。だからその世論を動かすことを考えたのだそうだ。


　　　　　「日本に駐留する米軍を弱体化させ、望むは追い出して、同時に、
　　　　　米国本土に届く核ミサイルを所持して、米国民を脅せば、米国は自国
　　　　　（北）に対して譲歩してくる。こっち（北）が有利になる」　


　　　　　北は世論を気にする必要がないから、やりたい放題できる。


北に駐在したことがある東欧Ｃの高官の言葉を本日公開していた。「北ではＰヤン市だけ特別。それ以外の地域はものすごい貧困状態だ」「以前コンタクトを取っていた北の人物がいたが、今のトップになってから、まったく取れなくなった」


　　　　　以前から聞いていたことを、あらためてまた耳にした。


米国は南のＧソミアを継続させた。


　　　　　南のトップが米国の圧力に負けたと言われるが、北の工作員が今に
　　　　　なってなんで折れたんだ？北のトップがそれを認めたはず、と私は
　　　　　疑問。


　　　　　日本が合意内容通りに発表したのに、「日本は歪曲して発表した」と
　　　　　相変わらずクダクダ。べた折れしたので何か弁解しないと、ということ
　　　　　だそうだ。


　　　　　協定についても、日本が支払った金を政府がネコババしていた。
　　　　　レベル低い政治家たち。ウンザリ。

国と国との外交交渉は軍事力をバックにしていると言われる。


　　　　　日本の外務省は、日本の害。外交を、社交？友好？と勘違いしてい
　　　　　るそうだ。


　　　　　日本に不利益をもたらして、立場を不利に追い込んできた害務省。


各国に、軍事費を増やせと言う米国。


中共の中距離弾道ミサイル５００～６００発が日本に向けられていて、短距離１０００～１２００発が沖縄に向けられているそうだ。北のミサイルは約５００発が日本に向けられているそうだ。


「そういう環境にいることを国民は自覚しているのか」と多くの防衛経験者、識者たちが疑問を投げていた。


　　　　　雨あられと降ってくる。


核に囲まれた日本。米国でも日本の自己防衛を必要とする声が増えているそうだ。


　　　　　原発も止めている日本、ブラックアウトの危険を高めている。電気が止
　　　　　まれば日本が停止する。一気に攻め込まれる。


日本が核を載せた潜水艦を周囲のどこかに沈めておけば抑止になる、とＹ氏が言っていた。


すぐには持たないにしても、防衛について話し合いもしない。「桜を見る会の５千万円をクダクダ言っているが、国会の運営費だけでも１日３億円。もう１０億円も無駄にした」と怒っていたのは誰だったか。


どんどん兵器を進化させて、それまでの防衛装置を無にしていく、追っかけっこ。どこまで人間は支配欲が強いのか、どこまで暴力的なのか。


共産、社会主義を唱えるのは表向き、その実は独裁の圧政暴力支配。


中露朝の独裁に隣接している日本は、逃げずにその現実に向き合わないと、国が消滅する。


ちなみに先の大戦では、ソ連共産スパイが入った米国政権は日本を全滅させるつもりだったそうだ。


　　　　　だが、硫黄島と沖縄での激しい抵抗にあい、本土への爆撃が遅れたり
　　　　　中止したりして、そこまでは至らなかった。日本敗戦が濃厚時の間際
　　　　　の原爆は実験だったと言われる。


　　　　　ドイツには落とさなかった、日本に落としたのは有色人種だったから
　　　　　だと言われる。当時の人種差別はひどかった。東南アジアはどこも
　　　　　白人の植民地になっていた。


　　　　　日清・日露を勝利した日本軍の勲章を付けた軍人でも、それまで敵対
　　　　　したことがなかった米国で、「西海岸Ｃ州のレストランで入れてもらえ
　　　　　なかった。有色人種だからと断られた」と、元日本軍人が証言していた。


有色人種を劣等とみなして植民地にしていた白人国。


大東亜会議で、白人の植民地支配を追い払うべく掲げ、東南アジアで現地人と一緒に戦った日本人たち。英仏蘭を撤退させた。

米国の参戦で敗戦したが、それを機に東南アジアではそれぞれが独立した。「東南アジアは、その前は国家ではなかったんですよ。占領された地域でした」と言っていた。


大使を経験した外交官たちを集めて会議をしたことが何年前だったか、あるそうだ。そこでは全員が一致したそうだ「核を持たないと日本は劣等国として扱われる」


それが世界の中にいて肌で感じたことだろう。


　　　　　大使館から一歩も外へ出ない大使が多くいると聞いている。世界は
　　　　　お花畑ではない。


　　　　　現役の外交官はニヤニヤしているが、退職したら全然違うことを言う
　　　　　のだ。


三戦（世論戦、心理戦、法律戦）は武器を使わないで相手国をコントロールしていく、その例をＹ氏が述べていた。


「反戦、反核は、確かに耳聞こえがいい。じゃあそれを北や中共に行って言えるか。言えやしない。自由主義社会の中だから何でも言える。


　　　　　そうやって自由主義社会が足踏みしている間に、独裁政権は着々と
　　　　　軍事力を増大する。


　　　　　足踏みさせることで、国家の防衛を遅らせ、国民をより大きな危険に
　　　　　さらす。


反戦・反核を言う末端の人間はいい人かも知れないが、独裁政権に利用される存在でもある。実際、独裁政権は、彼らを支援して、民主国家の防衛を邪魔している」とY氏は言っていた。


「北の独裁政権の一人のトップの為に、子供たちや孫たち、その他の大勢が殺されるかもしれない、そう思ったら眠れなくなった」とＮ氏が言っていた。


血塗られた独裁政権トップを国賓招待することに反対する声が上がってきた。街頭デモで、反対を表明する抗議がほぼ毎週行われている。自民党内の会は、反対する旨の文書を総理に提出した。


　　　　　政権はダンマリ。


国民がそれを放置したら、肯定していることになる。放任せずに、抗議しよう。民主主義を守る。独裁、弾圧、虐殺から自由を守る！


ここへきて、外資規制法成立。政府の資料には「中共を念頭に」と書いてあった。日本を乗っ取られないよう、遅ればせの対策。日本を侵略から守れるか。


ジワジワと来て、一気に武力制圧。それが独裁政権の手だ。しっかり気を付けよう。