危険は警告されていた-162022/02/06 13:42


今、日本で起きていること、世界で起きていること、その理不尽なことが起きている中に危険が潜んでいることを感じている人たちは少なくない。

     なぜそんなことが起きているのか、どのようにして起きているのか。
     一部知りつつ漠然と危険に感じていることを、何とずっと前に明瞭に警告
     していた人がいた。


――― 続き ―――


そこから学ぶべき大きな教訓があると思う。

     彼の発言は真理をついていますよね。

     軍隊をもって脅す暴君に立ち向かうような、肉体的に勇敢な男性は
     たくさんいる。その勇敢さ故に、実際に傷を負った者もいる。


しかし、新しい形の戦争においては、彼らは戦いに敗れてしまう。


   戦争がなく、武器がライフルでも爆弾でもなく、経済的圧力であるとき、
   あなたの敵は誰なのか、
   どうやって手をつけるのか、


だからこそ、現代の独裁国家は、あらゆる人間活動の経済的領域を支配する。


     これはナチズムにも、ファシズムにも、共産主義にも、社会主義にも、
     当てはまることだ。


     ―――それがDSの目指すことだ。

        日本の経済もDSに牛耳られてきて虫の息、利益というカネは
        国外へ出る一方。民営化という旗の下、国の重要な基盤でさえも、
        どんどん私企業(外資つまりカネ)に乗っ取られ牛耳られている。

        カネによる支配なのだ。


どのような名称をつけようとも、政府による完全な支配は、定義上「全体主義」だ。

     それが、この言葉の意味するところだ。


ところで、〇ロツキーは、ご存じのように、ロシアで共産主義革命を主導した〇ルシェビキの一人だ。


     1973年、〇ロツキーは「裏切られた革命」というタイトルの本を書い
     た。

     この本の中で、彼は次のように言っている。

 
「官僚支配の基本は、消費財を統制し、社会に貧困をもたらすことである」


     店に十分な商品があれば、消費者は買いたいときに買うことができる。
     しかし、商品が少ないと、消費者は列に並ばざるを得ない。
     列が長くなると、秩序を保つ為に警察官を配置する必要がある。


これがソ連式官僚支配の原点である。

   
     誰がすぐ買えるのか、だれが列に並んで待つのかは、政府が決める
     のだ。

共産主義が、なぜ社会主義を推進する為に活動するのか、これに優る説明はない。


言葉の定義はどうあれ、社会主義の下では、政府を運営する者は。。。


     ちなみに、共産主義者たちは、最終的に自分たちが米政府を運営する
     と確信しているが。


     ―――日本では、節電、節水、そしてビニール袋まで統制して、日本国
        全体を貧乏にしてきた。つまり、豊かになる方向とは逆の、貧乏に
        なる政策を押し進めてきた。

        一部の人間はより裕福になり、多くの人々はより貧乏になり弱く
        なって従属的になり、安心を求めて権力者に従うようになる。

        そうやって権力支配への道に載せられてきたのだ。


社会主義政権の運営者は、誰が利益を享受できて、誰ができないかを決める。

     つまり、それは人々を支配することを意味する。

これが米国の共産主義革命とどういう関係があるのか。

     これは全てに関係することだ。

社会主義体制の確立は、米国における共産主義革命なのだから。


国民が気づかないうちに、米国を徐々に共産主義に移行させるプロセスを示している。

  私たちが、現実や将来に
    どんな不満を持っていようと、
    どんな国家的問題に直面していようと、
  共産主義者は、社会主義を構築する為の口実としてそれを利用するのだ。


彼らの主張する解決策はただ一つ、より(権力が)大きな政府、より大きな政府、そしてさらにもっと大きな政府、完全支配になるまで。

もう一度言います。

完全支配政府こそが、共産主義です。



-了-

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