起こされたテロ2021/08/30 19:10


SENのT氏によると、26日に、米国の管理下にあるカブール国際空港付近で2回の自爆テロ事件が起きて、100人以上が死亡したそうだ。


     少なくとも米軍13人とAフガン人を含む90人。その他に米軍15人が
     負傷、うち10人は重傷だと言う。


     事件の一つは空港のゲートで自爆テロがあり、その後銃撃もあった
     と言う。


     もう一つは、近くのホテルで起きた。いずれも、空港に入ろうとする市民
     を狙ったものだと言う。


今回のAフガニスタンでの米軍の死者数は、Aフガン戦争が始まった2011年以来の1日最多の記録だと言う。それが米国撤退終了の僅か5日前に起きた。


その後Iスラム国は犯行声明を出した。米政府関係者によると、その分派のアイSIS-Kというグループにより実行されたと言う。


Tリバンは事件の直後に非難声明を出している。


     TタリバンとIスラム国は常に対立してきた。政権を取ったTリバンが、
     あと5日で米軍が撤退するという時に、事件を起こすことはTリバンに
     とって不利になるだけだから、TリバンとアイSIS-K が共謀したことは
     考えにくいと言う。


     Tタリバン自身も被害を出していて、少なくともメンバー28人が死亡し
     ていて、米軍死者数より多い。


     中共はイスラム国を怒らせることを恐れて、イスラム国について全く触
     れていないと言う。


27日に政治ニュースサイトPが、3人の米政府及び議会関係者の話として報じたところによると、空港までの通行の便宜を図ってもらうという名目で、カブールの米政府関係者がTリバンに、「米国市民、Gカード保持者、米軍に協力していたAフガン人のリスト」を渡していたと言う。


     それで一部の議員や軍関係者の怒りをかっていると言う。Aフガニスタ
     ン人の協力者をリストに載せたことは協力者への裏切りではないのか。


撤退の失敗からBイデンの辞任を求める声が高まっている。そもそも1年以内にBイデンを退陣させてHリスに変えるつもりだったから、予定通りということだ。リストを渡してゴタゴタを起こさせたのも計画通りだろう。ひどいことだ。


Iスラム国を支援していたのも、Aルカイダを育てたのも米国だった。いや、正確にはあの勢力だった。戦争をさせてカネもうけを続けている彼らは、Iラクを崩壊させ、Lビアを崩壊させ、Yエメンの紛争はSウジとIランの代理戦争だと聞いていた。


     中東を混乱させることは石油に直結する。中東の石油に依存してきた
     日本は、首根っこを掴まれている。


     その状況から脱却しようとせず、購入先を分散することも海底資源の
     採掘も逃げて来た日本の中枢、利権政治家と計算省官僚。


        彼らは、中共が勝手にその資源を採掘して奪っていることも、知ら
        んぷり。


     中東石油利権の甘い汁に浸ってきた議員たち、石油企業を天下り先に
     してきた計算官僚。彼らに日本国、国民を守る気はない。自分の懐を
     肥やすことに専心する私欲に溺れた者たち。


私たちはそれを見極めて、投票せねば。先ずは利権政治家を落とすことだ。