中共こそ壁の作り手(1) ― 2021/04/25 18:28
SENのT氏が、中共の俺様行動を説明していた。
中共が言っていることはこういうことだ。
■国際問題では、もう米国の言うことを聞くな
何事も我々中共と話し合った上で、我々の承認を得なければならない
■デカップリングなんかするな。それをやった者を許さない
Bイデンはボケて国内問題では国を振り回しているが、外交政策ではTランプ政権時代の対中政策に従わざるを得ない。
Bイデンはどうあれ、各省は政策を実行している。
商務省は5月中旬にも米国内の民間企業に対して、中国製IT機器やサービスの利用を規制する新たな規制を導入する予定。
この規制に引っかかると、利用許可を事前に政府からもらわなくては
ならなくなり、最大で450万社の企業に影響を与え、特に中共のIT
産業に打撃を与えると言う。
これは間違いなく米国の更なるデカップリング。
企業を通じて中共に機密情報が漏洩するのを防ぐこの規制は、元々はTランプ政権下で2019年5月に出された大統領令で、Bイデン政権は予定通り施行するだけ。
法案はTランプ政権によってセットされた時限爆弾のようなもの。
Bイデン政権がしたことをしいて言うなら、その時限爆弾を止めなかっ
たこと。
中共のトップ2がデカップリングをことさら言うのは、Bイデンが何かし
たからではなく、何もしなかったから。
中共はWTOに加盟以来、常に「両手」の政策行動をしてきた。国際社会の開かれた経済システムを利用して大儲けする一方で、様々な口実を付けて約束を守らなかった。
それは一方通行の貿易「障壁」を設けているのに等しく、国際社会の
市場経済から自らデカップリングする挙動と同じ。
さらにネット技術の台頭後、中共は世界で初めてネットファイアウォール構築した国となり、中国本土を国際社会から完全に隔離させた。
これこそ最も典型的で人為的な「障壁」でありデカップリング。
そして同時に、中共は国家ぐるみで大規模な知的財産権の盗用を支援して、自ら積極的に市場のルールを破壊して、真の意味で国際システムに統合されていくのを拒んできた。
従ってKンペーは「米国と国際社会がデカップリングをやっている」と言って非難しているが、その根本的原因は中共が自ら国際社会とデカップリングしていることにある。
中共は率先して「選択的デカップリング」していた。
中共は人を利用して利益を独り占めしたいだけで、いつも口にしている「ウィンウィン」は実際には双方ではなく、自分が二回勝つことなのだ。
米国と国際社会は、中共はただヒッチハイクするだけで運賃を払う意
思が無い上、ハンドルまで奪おうとする悪党だということに、気が付い
ただけ。
だから今この悪党、中国共産党を車から追い出そうとしている。
これこそが米国が中国に設けようとしている「障壁」や「デカップリング」の真相だ。
従って米国も国際社会も、何も中国を傷つけようとしている訳ではな
く、実際にはその逆で、中共に傷つけられるのを防ぎたいだけなのだ。