Rゲートをあばく(2) ― 2022/02/18 18:04
今週、D-ラムが法廷に提出した書類の中に、当時Hラリーが出したTイートが含まれている。
2016年10月31日、大統領選挙まであと数日しかない時、Hラリーは
TイッターでT大統領と露の銀行が繋がっている疑惑を拡散した。
「コンピュータ専門家はTランプ組織と露の銀行をつなげる秘密の
サーバーを発見した」として、添付ファイルを共有した。
その添付ファイルは、当時Hラリーの政策顧問だった、現在の国家安全
保障問題担当、大統領補佐官のSリバンが出した下記の声明。
「その秘密サーバーは、Tランプと露の関係がわかる重要なポイ
ントになる可能性がある」
彼は、記者がこのことを知った後、こう言った。
「Tランプ陣営は、この繋がりを隠すために行動した。だから彼
らは何かを隠している可能性がある」
SリバンはOバマ政権の時、国家安全保障問題担当、副大統領補佐官だった。
その時、米国の利益を損なってイランに利益をもたらす米国とイランの
核合意に至ったことで、重要な役割を果たしている。
―――A氏は当時、その合意について「とんでもないもの。ゆっくりなら
核開発してもいい。10年後は何をしてもいい、だなんて、中東は
核を使う危険性が高くてものすごく危険」と警鐘を鳴らしていた。
その後、Hラリー陣営に参加して2016年の選挙で活動、今Bイデン政権の実質ナンバー3になっているので、彼と民主党陣営、Oバマ、Hラリー、Bイデンの繋がりがわかる。
SリバンはRゲートの計画に参加して、その声明を出したのか、Hラリー
がこの計画を知っていて、その添付ファイルを拡散したのか、などもこれ
からの調査のポイントになる。
その同じ日に、HラリーはTイッターで言った。
「Tランプと露の関係について説明してもらう時が来た」
そのTイートに、T大統領と露が繋がっているという4つのポイントが記載されていた。
1.Tは秘密サーバーを持っている
2.そのサーバーはP-チンと繋がっているAルファ銀行と秘密のコミュニ
ケーションができる
3.記者から聞かれた後、Tはそのサーバーをシャットアウトした
4.一週間後に新しい名前で新しいサーバーを立ち上げて露とつながった
当時Fビーアイがそのサーバーを調査した後、T大統領とAルファ銀行が秘密に繋がっているという結論を出すことができなかった。
Fビーアイが出した結論は、「そのサーバーはT陣営が所有又は運営
しているものではない。或るマーケティング会社が所有しているサーバ
ーで、その会社はTランプホテルと他の数百の企業の為に広告を発信
している」だった。
勿論、主流メディアはRゲートを大々的に報道して、こういう結論を報道
しなかった。
これらの話から見ると、弁護士SスマンはHラリー陣営とテクノ会社Nスターの上層部Jジョフィーと繋がっている。
Sスマンはテクノ会社Nスターから入手した情報をHラリー陣営に渡して、
Hラリー陣営が渡した情報をFビーアイに渡したと推測される。
その時、HラリーとSリバンもこの繋がりを知っていたのかどうかがポイントだ。
つまり、Hラリーがそのことを知っていたことを証明しなければならない。
最新の報道によると、このHラリー陣営に協力していたテクノ会社は、2020年Bイデンの選挙チームの為に仕事をして、Bイデン陣営からも報酬をもらっていた。
このことについて、まだ詳細な調査報道はないが、その企業がBイデン
陣営に協力して、選挙期間中にWHの情報を収集していたと思われて
もおかしくない。
これらの、現時点で公開されている事々から見ると、RゲートはHラリー陣営が計画し実施した、大々的なでっちあげ案件だとわかる。
Rゲートをあばく(3) ― 2022/02/18 20:40
HラリーはRゲートを通して、2つの目標を達成しようとした。
1.T大統領を貶めることで、大統領選挙に勝つ
2.その時に問題になっていた自分のメール問題から、大衆の注目を
T大統領へ移す
―――その当時Hラリーの〇国悪事を報道するジャーナリスト、本の
執筆者、裁判の証人、等々、何人も死人が出ていた。
当時Oバマ政権が国家機関を使ってHラリーに協力したのも間違いないだろう。
Hラリーは、自分は選挙に絶対勝つと思っていたので、自分がWHに入
った後、自分がやっていたことを全て消してしまえば問題ないと思って
いたはずだが、T大統領が勝利してWHに入った。
従って、Hラリーは自分が今までやったことを取り繕うために引き続きWHのサーバーまで監視して、Rゲートを本当に起きたことにしたかった。
しかし、それがバレた。
そのつながりをきちんと説明できれば、彼女は最悪、国家反逆罪を犯したことになる。
このことが公開された後、或る記者はNYでHラリーが或る建物に入る前に、この件について「何かコメントがあるか」と質問した。
Hラリーは黙ったまま、手を振って挨拶したふりをして建物の中へ入っ
ていった。
Hラリーは2024年の大統領選挙を目指して自分の露出度を増やし始めている。
民主党は人材不足で、Hラリーが出馬すると予測されていた。従って、
もしこのことが本当でないなら、Hラリーはそういう機会を利用して、記者
の質問に回答して、T大統領を批判し、自分は何もしていない、と言った
はずだ。
それは彼女の露出度アップにつながるが、彼女はその機会を使わなかった。
つまり、彼女はここで変に噓をついて、今後の問題になることを避けた。
この調書はここで終わるはずはないので、この件が公開されていくと、Hラリーのことを知る人も増える。
この調査がどこまで継続されるかわからないが、彼女の人生が牢屋で
終わらなくても、今後の政治生命はこれで終わるとも言える。
最後に、特別捜査官D-ラムについて:
Rゲートをずっと調査してこの件を推し進めているのはD-ラムだ。
彼は特別捜査官としてかなりの権限を持っているが、もし、これ以上調査したくない、闇が深いからやめたいと思ったなら、「特に問題はなかった」として調査を終了しても、誰も何も言えない。
勿論、Bイデン政権が新しい捜査官を指定して継続調査をするはずが
ない。
なので、D-ラム個人の強い意志と責任感を感じ取ることができる。
彼は今回の調査でかなりの数の人と話をして、非公開で非常に専門的
な調査をしてきたと言われている。
Hラリーを一気に倒すことはできないが、周辺から少しずつ調査して行き、核心を攻めるやり方を取っていて、ここでかなり核心に近づいたことがわかる。
彼が提出した書類からわかることは、これから、元Fビーアイの法律顧問、元Fビーアイの反スパイ部門の主任、Hラリー陣営の法律顧問、2人のFビーアイのスペシャルエージェント、2人のCアイエー職員、大学の職員、インターネット会社の元職員、などの人たちを召喚する予定があることがわかる。
故に、彼の調査はこれからも継続するはずだ。これから中間選挙で共和党が議会の多数席を取ると、D-ラムがこれまで行った調査も継続して、議会でも調査を始めることができるので、調査側の力が大きくなる。
それは共和党とT大統領に有利になる。
T大統領がこのような環境の中で、WHで4年間生存し続けて、しかもそれ程大きな成果を得たことを考えると、彼が相当闘ってきたことがわかる。
この件がここで終わるはずがなく、民主党の重要な人物がからんでいるので、これは民主党全体に大きなインパクトを与える可能性が大きい。
今後も注目しよう。