カナダでの抗議活動 ― 2022/01/30 20:59
H氏が、トラック運転手たちが強制に対する抗議のデモを行っている様子を紹介していた。
オタワに向かうそのトラックの列は、途中で他のトラックたちが加わり、
どんどん長さが増してきている。数日前の状態で約50000台、全長70
キロだそうだ。
そもそも2年前にCロナが出現して、どういう危険なものかわからない状態で、都市封鎖になっても彼らは危険を顧みず、物流という社会の血液の流れにあたる重要な仕事をずっと続けてきた。
トラック業者たちにはVaの接種義務はなかったが、Cロナが静まってきた今、政府は接種義務を言い始めたのだ。
トラック運転手たちの85%が既に接種していると言う。
彼らは政府の強制に対して抗議しているのだ。選択の自由が奪われ、
政府の権力が濫用され、肥大化することに抗議しているのだ。
要するに接種しない者は解雇する、即ち、「従わない者は処罰する」という権力の横暴に対して危機を感じている。
この権力支配が全体主義への道。
行列の途中の道路沿いや高架橋の上で一般市民が旗を振り、プラカードを掲げて応援している姿が公開されている。寒い所ではマイナス20℃の所もあるが、人々は外に立って声をかけている。実に多くの市民が行動している。
―――ここでも、伊の抗議集会同様、「自由を侵すな」「強制するな」
という言葉の他に、「真実を!」という抗議言葉も掲げられていた。
「隠すな!これはどういうことだ、本当のことを言え!」ということ
だ。
S氏によると、途中のあちこちに、市民が飲み物や自家製の食べ物などを置く場所を設置して、彼らの応援をしている。
仕事に代えて抗議行動をしているトラック運転手たち、彼らへの寄付が
8億円になっていて、1日1億円ずつ増えているそうだ。
トラックだけの抗議デモではなく、国民全体の抗議デモになっている。